(スパム判定消えました!)Twitterとのシェアができなくなったことについて
既に複数回本件対応の記事を書いています。
過去の作成記事は一番下にまとめていますので、同じ状況に陥っている方などのご参考になれば幸いです。
ついにVirusTotalのスパム判定がゼロに!
ようやく、ようやくゼロになりました。
”No security vendors flagged this URL as malicious"ということで、疑わしいサイトと判定しているベンダーがいないことが確認できました。
実は前回ご報告からゼロになるまでがやや大変だったので、ベンダーとのやり取り詳細を以下に記録します。
Antiy-AVLの削除依頼はどこに送ればいいのか
Antiyについて調べたところ、中国のセキュリティベンダーとのことでした。
Android向けのセキュリティアプリなどもあるようですが日本語対応していないため、このブログをお読みの方で使用している方はほぼいないと思います。
早速ほかの業者と同じように削除依頼を送るべくお問い合わせ”Contacts”
に進むと、False Positive(誤判定)の際に使用するメールアドレスがあり、そこへ送信。
すると、返信メールが即座に到着。内容は、、、
次の受信者またはグループへの配信に失敗しました:
あなたのメッセージの送信先アドレスが宛先ドメインで見つかりませんでした。スペルミスがあるか、メール アドレスが存在しない可能性があります。以下のうち、1 つ以上を実行して問題の解決をお試しください。
まさかのメール届かず、この時点で全く信用なりません。
お問い合わせページにはFalse Positive以外用のメールアドレスがいくつか記載されていたので、もはやダメ元でまとめて送ってみました。
すると翌日、このベンダーの社員と思われるアドレスから返信が到着しました。
Hello,
Regards
メールの内容はたったこれだけです。
いや、削除されたのはわかりますけどもう少しちゃんとした返信をふつうはしませんかね。
まぁ今後お付き合いすることもないベンダーですし、とりあえず削除依頼は完了したので良しとしましょう。
Forcepointへの削除依頼に四苦八苦
Forcepointのウェブサイトのサポートページを見てみると”How to submit uncategorized or incorrectly categorized sites”というページがあったのでとりあえずそのページを確認してみました。
するとSite Lookup Toolを使用してね、と書いてあったのでとりあえずそれを開いてみようかな、、と思ったらこのSite Lookup ToolはWebsense.comのページになっていたので、ここで混乱。
自分の会社のカテゴリツールなのになぜ別の会社のページに飛ばすのか、意味不明です。
一旦Site Lookup Toolに行くのをやめて諸々確認したところ、WebsenseというのはForcepointのかつての社名とのことでした。
それならば間違いではないのだろうということで、Site Lookup Toolをクリックし、このブログのURLを入力して判定内容を確認しました。
現在はスパム判定が解除されていますが、当初は”bot networks"ということで危険判定を喰らっていました。
右下の”Suggest Changes”からカテゴリの変更依頼に移動すると、入力欄が変更希望するカテゴリと変更希望理由しかありません。
こちらの情報を入力する欄がないのでどうしたものやらと思っていたら、アカウントを作成してログインしないとメールでの返信を受け取ることができないとのこと。
メールが返ってこないとこの削除依頼がどのように扱われたのか分からなくなるので、一旦作業を停止し”Create Account”のアカウント作成画面に移動、なんだか手間が多くてだんだん諦めモードになってきました。
メールアドレスを入力してボタンをクリックすると、、
ざっくりいうと、あなたの会社のForcepoint管理者っぽい人に連絡してね、って言われてしまいました。
つまりForcepointのユーザーでない限りはアカウント作成はできないとのこと。
、、はい、もう諦めました。
返信返ってこなくてもいいから、とForcepointが対処してくれることを祈りつつ”Suggest Changes”からカテゴリの変更を依頼。
当然、メール等での返信はありません。
1日たってVirusTotalの情報を更新してみたところ、スパム判定が削除されていることが確認できました!
これで無事すべてのベンダーのスパム判定を解除することに成功したということになります。
結局最後の壁はTwitter
ようやくスパム判定が消えたのでTwitterを開いてみたのですが、相変わらず「警告:このリンクは安全ではない可能性があります」と表示されています。
この状態だと新たなリンクツイートもできないので、Twitter上でブログの更新をお知らせすることができません。
一体なにをもとにTwitterはスパム判定をしているのか、いつになったら判定が解除されるのか分かりません。
ネットで調べると1日くらいで直った方や1か月近くかかった方など状況は様々なようです。
このTwitterの壁、どこをどう登ったら攻略できるのか見当がつきません。
これまでの経緯はこちらからご覧ください
(第1段)Twitterでのシェアができなくなり、調べた結果いくつかの業者によってマルウェア判定を受けていることが判明したことまで。
(第2段)Twitterの対応を待っていても早急な解決が望めないため、各ベンダーへ直接削除依頼を行う経緯まで。
(第3段)ベンダーのうち2社が誤った判定”False Positive”の削除に応じてくれたことについて
(第4段)ウイルスセキュリティ「ノートン」に引っかかってしまっていることについて。
(第5段)徐々に各ベンダーへの削除依頼が反映されてきたことについて
(第6段)VirusTotalの情報更新を行った結果3つまでスパム判定が減ったことについて